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生理検査部門
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生理機能検査は身体の活動の状態を電気信号、空気の換気能力、超音波を利用し構造や運動性を波形や画像に変換・解析し、病気の診断や身体能力の評価に役立ちます。
導入している主な検査機器は以下の通りです。
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使用目的
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装置名
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1
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心電図検査機器
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フクダ電子 CardioStar FCP-7431
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2
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ホルター心電図分析機器
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近日リニューアル予定
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3
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肺機能検査機器
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近日リニューアル予定
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4
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血圧脈波検査機器
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フクダ電子 Vasera VS-1500
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5
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超音波画像診断装置
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GE Healthcare LOGIQ S6
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6
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非接触型眼圧計 |
キャノン FullAuto Tonometer TX-F
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7
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無散瞳眼底カメラ |
Kowa nonmyd α
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院内で実施している検査項目 |
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測定した検査結果の正確を検証する目的で、毎回分析装置の始動時にコントロール血清やコントロール血球を利用して、分析装置の状態をみる精度管理を行っています。また、日本医師会・静岡県医師会・民間会社が行う精度管理調査に参加して日本国内の標準を視野に業務を展開しております。
精度管理調査の結果は参加した全てのサーベイで良好な(Aクラス)成績を収めており、当院で測定した検査結果は国内標準を満たしております。 |
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心臓が一定のリズムで拍動するのは、右房の一部から微弱な電気が発生しています。この電気信号をとらえ、変化する様子を眼で確認できるよう波形に変える検査が心電図です。
心筋梗塞や狭心症の発見、不整脈の診断に優れており、検査時間は約5分と短く痛みも全くありません。
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心筋梗塞とは・・・心臓に栄養を送る動脈が細くなったりすると狭心症、詰まると心筋梗塞と云います。酸素や栄養が供給されないと心筋に障害が起こり、完全に供給が止まると心臓の細胞は死んでしまいます。すると心臓内の電気信号の伝わり方が変わり、心電図の波形も変化してきます。大きなQ波というものが現れ、さらにSTという部分が上がってきます。 |
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階段昇降や自転車ペダルをこぐなど、運動をすることにより心臓に負荷を掛けます。冠動脈が細くなっていると、平穏な状態では心電図に明確な異常が認められなくても、心電図に虚血性の変化を示すことがあります。
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マスターテスト実施中 |
エルゴメータ |
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↑ 階段昇降をします |
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心臓の調子が悪くなるのは病院内だけとは限りません。むしろ日常の生活や夜間に発生する頻度が高いです。この症状を捉えるために、超小型の心電計を体に装着し、24時間心電図を記録します。
日常生活や夜間の胸痛・動悸・息切れ・めまいなどの症状が出現したときの心電図変化を解析することにより、原因の解明に役立ちます。最近では防水タイプも開発され検査中でもシャワーなどは浴びることができます。当院でも近日稼働予定です。
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息を大きく吸ったり吐いたりする検査で、呼吸の能力や喘息・気管支炎・塵肺などの肺疾患、喫煙による障害、肺年齢などがわかります。
患者様の努力やご協力が必要な検査です。
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フローボリューム波形パターン
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左右の腕と足の血圧(4ケ所)と心電図と心音を同時に記録し、その変化率を観察します。
動脈硬化の指標になっており、血管の硬さや詰まりの有無を調べます。動脈硬化は心疾患や脳血管障害のリスク要因です。 |
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超音波を利用して脳に栄養や酸素を供給する血液の通り道《頸動脈や椎骨動脈》の状態を調べる検査です。
首に超音波をあて、血管の内壁の厚さやプラークの有無、血液の流れを計測します。動脈硬化の初期変化の段階から発見できます、約15分間の痛みのない検査です。
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心臓に超音波をあてて心臓の大きさや形、動き、血液の流れをリアルタイムで観察することができます。
肥大や弁の変形(狭窄・閉鎖不全・カルシウム沈着など)、心筋症、血栓、心筋梗塞、心嚢水の貯留などの診断に役立ちます。
人体に痛みや出血などの影響を与えることなく、沢山の心臓に関する情報を得ることができます。検査時間は約30分と少し長めになります。
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僧房弁逆流(+)エコー動画 ~準備中~ |
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角膜(黒目の部分)に空気を当てて、眼球壁の圧力を調べる検査です。
正常値は10~21mmHgです。緑内障で高値になります。
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瞳孔の奥にある眼底を専用のカメラを使って観察する検査です。
眼底の血管、網膜、視神経などをみることができます。眼底出血や網膜剥離、白内障、緑内障などの診断に役立つ検査です。
とくに眼圧が正常でも視神経に異常が起こる「正常眼圧緑内障」や「糖尿病性網膜症」の発見などにも重要な検査です。 |
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正常眼底写真 |
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